こんちには。
今回の記事では持株会について書きます。
我が家では持株会を8年続けて、年間88万円×8年間で704万円を投資した結果、現在の評価額が1394万円までアップしました。まだ売却する予定はないので利益確定はしていませんが、通帳に入れておくよりは間違いなく金額が上がったと思うので私はやってよかったし今後も続けたいと思っています。
目次
・持株会とは?
・持株会のメリット
・持株会のデメリット
・持株会を8年続けた結果
持株会とは?
持株会とは、一部上場企業の多くが導入している、自社の社員から資金を集めて自社の株を買い付け、金額に応じて株を社員に分配するという制度です。
持株会のメリット
①奨励金制度を取り入れている企業が多い点
持株会制度のある企業のほとんどは奨励金を取り入れています。
奨励金は5%〜10%にもなり、これはつまり月1万円で持株会から自社株を購入すると、会社が毎月500円〜1000円を上乗せた金額で株を購入してくれるということです。
もし5%の奨励金の会社なら、月1万円支払うだけで、年間126000円分(自己負担分+6000円)の株を購入してくれ、
10%の奨励金の会社なら、月1万円支払うだけで、年間132000円分(自己負担分+12000円)の株を購入してくれるのです。
毎月いくら購入するかにもよりますが、月2万円買うと年間で24000円のお得、月3万円なら年間36000円のお得ということになります。
この奨励金が持株会をおすすめする最大の理由です。
ただし、奨励金の金額には上限が設けられているのでご自身の企業に確認し、奨励金がもらえる最大金額までは投資してみても良いのではないかと思います。
もし12万円を1年間銀行口座に入れていたとしても預金利息で増えるのは1円や2円程度です。
②自社の業績が上がれば元本よりも資産が増える可能性がある
私は持株会を貯金の代わりというマインドで利用しています。自社の業績が上がり、株価が上がればそれだけあなたが持っている資産の評価額も上がるのです。
③ドルコスト平均法により取得単価が平均化される。
株価は毎日様々な要因によって上下しています。利益を得ることができるか損益を被ってしまうかは「取得単価」によって決まるも同然です。
取得単価が高ければ損をしやすいし、低ければ得をしやすいということです。
持株会は毎月自動的に決まった金額で株を購入するため、株価が安い時期には多くの株を買い、株価が高い時には少ない株を買うことになります。
これによって取得単価が平均化されて大損をしにくい構造となっています。
持株会のデメリット
①会社の業績が悪化すれば資産が元本割れするリスクもある
株価は様々な要因で上下するので、業績悪化に加えて景気や世界的な出来事などもあなたの資産を元本割れさせる可能性があります。
②好きな時にすぐに現金化できない。
持株会にある資産を現金化させるにはまずは証券口座を開設す必要があり手続きに2週間〜1ヶ月程度はかかると思っておいたほうが良いです。
③好きな時に売買できない。
毎月自動的に購入されるので、例えば株価が下がってきて「今買いだな」と思っても持株会から購入することができません。もし持株会とは別でさらに自社の株を保有したいなら、オンラインに証券口座を持っておくと平日の9時〜15時までは好きな時に売買ができます。
まとめ
本日は持株会についてお話ししました。
8年間のうちに我が家も元本割れした時代もありましたが、長期続けることによってリスクが分散され良い結果を得ることができました。
ご自身でリスクについて理解し納得された上で資産形成の一部として検討されてみてはいかがでしょうか。